おーいしだまちの観光情報

観光情報一覧にもどる

じゅんさい採りに行きました!

最終更新日:March 31, 2022

大石田駅前から車で10分のレジャー。じゅんさい採りに行きました。

じゅんさいを採りに行ってきました!!レポートします!

じゅんさいは、スイレンのように葉を水面に浮かべる水草のひとつ。食材となるのは、水中にある茎の先端の芽や若葉の部分で、寒天質のジュレで覆われている独特な食感を楽しめるものです。国内では、秋田県や北海道が大きな産地となっています。

村山市のじゅんさい沼は、大石田駅前から車で10分、山形県村山市にある沼です。じゅんさいは、きれいな水の元でしか育てずに、農薬にはめっぽう弱い植物です。じゅんさい沼では、地元の葉山から流れる水のみが流入するようにしているので、じゅんさいがイキイキと育つことができます。

体験摘み取りの受付をすると、係のおねえさんが親切にじゅんさいの採り方を説明してくれます。ライフジャケットなどの装備を身に着け、いざ出航です!!

あとは、終了時間は自由(16時までの間)で、摘み取り放題です。沢山の方が、じゅんさい採りを楽しんでいました!!

10時から始めまして、結局16時前で終了。成果は、ハケゴ(摘み取り用の籠)5分の1くらい。750gほどの量でした。

思いの他大変な作業でした。じゅんさい採りは、水にプカプカ浮きながら気持ちの良い風を感じながらできたり、じゅんさいを探しながら収穫すること自体が面白い作業でした。

しかし、使用する乗り物は…箱なんですね!普通のカヌーなどよりも推進力はだいぶ少な目です。

そして、体勢。身体をちっちゃくしてます!

そして、じゅんさいは、とても小さい!!じゅんさいひとつって、こんな大きさ。夕方まで摘み取った収穫量は750g。何kgと収穫するのは、相当大変な作業ということがわかりました。

じゅんさいは、人が沼に入り、摘み取ることで、空気や光を入れ、じゅんさいの生育環境の保全にもなるそうです。しかし、摘取り手は、年々減少し高齢化が進んでいることも事実。じゅんさい採りをお仕事にされている方への感謝をしながら、体験を通して、地元の特産品に少しだけ触れることができました。高級品の収穫ができるのも大石田ならではの醍醐味のひとつです。

もちろん収穫したじゅんさいは、美味しく頂きました!! じゅんさいの摘み取り体験は、天候にもよりますが、6月と7月の期間限定! 濡れても良い恰好と、お帰りのお風呂道具をもって、行ってみてくださいね!!

この記事は、ブログページ「大石田町エトペソラ ~山形県大石田町半径1.5時間と移住生活のちょっとイイトコロ~」の記事に加筆・修正を加え、本サイトに転載したものです。