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博物館のような、大石田のひなまつり

最終更新日:March 31, 2020

大石田町では、毎年春に「大石田ひなまつり」が開催されています。この時期、全国各地でひなまつりが数多く開催されますが、山形県内も例外ではなく、14もの市町村でひなまつりに関するイベントが行われています(注:やまがた広域観光協議会発行「やまがた雛のみち」より)。そういった数多くのひなまつりイベントの中で、大石田ひなまつりの売りは何なのか、ご紹介していきたいと思いますが、それは一言で言えば「博物館」のようなひなまつりと言えるでしょう。

大石田ひなまつりは、大石田町本町地区(最上川沿いのエリア・駅徒歩10分)を中心にして、10数ヶ所で雛飾りの展示があります。閲覧者は、徒歩やシャトルバスで各展示会場をまわって見学しますが、そのどれもがまるで「博物館」のような感じなのです。なぜ「博物館」のようなのか? そのポイントをご紹介します。

ポイント1)大石田町というコンパクトな町では想像できないくらい、貴重なお雛様が沢山ある!
江戸時代頃、大石田は舟運(舟を使った運輸)で栄えた過去があります。最上川によって運ばれてきた沢山の物資は、これから山形県の内陸地を目指すにあたり、川幅や水深の縮小に合わせる為、大石田で必ず荷下ろしをする必要がありました。その為、大石田には全国からやってきた沢山の商品が集まったのです。

ポイント2)観るものは、ひな飾りだけではない!
そんな大石田なので、価値のある雛飾りがあるのは理解できると思います。ただし、楽しみはそれだけではないのです。例えば、雛飾りのそばにさりげなく飾ってあった掛け軸や絵画などが、文化財級のものだった、というようなことが多々あります。また、舟運で栄えた為の建築様式「ロウズ」を見られるのも特徴です。

ポイント3)観るだけではなく、接待もされる!
そんな背景がある大石田町の最上川沿いの雛飾りを持つ家は、相当裕福な家なのです。当時「お雛見」といって、その時期に雛飾りをもつ家に行き、雛飾りを見せてもらうということが、地元の人の楽しみだったそうです。その為、見に来ていただく家の方は、高級な雛飾りを自宅に展示し、自宅を見てもらうことも含め、地元の方に開放しました。来てもらった人には、お茶や地域の特産品「くぢら餅」等を出しておもてなしします。雛飾りに関しても、質問したら、余すことなく教えてくれるのです。

博物館のように価値のある展示を見ることができ、博物館のガイドのように、展示の説明もある。そして、博物館にはない、美味しいおもてなしも体験できる。そんなひなまつりが大石田のひなまつりなのです。

そして、博物館のような公式ガイドブックもあります!
「大石田のおひなさま」著・藤井順子(1,700円)

各展示会場の展示や、実物を観ることができませんが、存在している雛飾りの解説が詳しく載っています。これを見ながら、または、事前に予習してから見学すると、大石田のひなまつりを200%楽しめること間違いなしです!
ご希望の方は、大石田ひなまつり実行委員会(0237-35-2111・大石田町役場内)までお問合せ下さい。

この記事は、ブログページ「大石田町エトペソラ ~山形県大石田町半径1.5時間と移住生活のちょっとイイトコロ~」の記事に加筆・修正を加え、本サイトに転載したものです。