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大石田の歌碑と史跡

最終更新日:April 16, 2019

かつて、最上川最大の舟着場として栄え、水と緑の豊かな景観に恵まれた大石田町には、松尾芭蕉や齋藤茂吉、金山平三、小松均など数多くの文人や画家が足を運び、足跡を残しています。

向川寺(こうせんじ)

大かつら:幹囲8.5メートル、主幹の高さ39メートルの巨樹(県指定天然記念物)

遠方からも目を引く仏舎利塔がそびえる大徹禅師開山の600年の法灯を伝える曹洞宗の名刹です。芭蕉をはじめとする多くの文人が訪れています。

板垣家子夫歌碑

板垣家子夫歌碑

ためらはず   大きうねりに   つかんとし   底ごもりして   ひびく川おと

歌人・板垣家子夫は斎藤茂吉の直弟として、大石田滞在中の茂吉の身の回りの世話をする一方、『白き山と最上川』を刊行し、「大石田と茂吉」のかかわりを広く全国に紹介しました。

向川寺へのアクセス:JR「大石田駅」より 車で7分、徒歩45分

乗舩寺(じょうせんじ)

涅槃像

京仏師の作であろうといわれるもので、元禄7年(1694年)に寄進されました。2メートルをこえる大きさでありながら細部まで丁寧に彫られており、全国でも珍しいものです。

斎藤茂吉歌碑

正岡子規句碑

斎藤茂吉歌碑

最上川   逆白波の   たつまでに   ふぶくゆうべと   なりにけるかも

大石田の冬の厳しさを詠んだ、茂吉生涯の作品の中でも最高峰と言われる歌です。この歌は大石田滞在中の作品が中心の歌集「白き山」に収録されています。寺の前庭には茂吉分骨の墓があります。

正岡子規句碑

ずんずんと   夏を流すや   最上川

みちのくへの旅の折、大石田を訪れた子規は、悠然と流れる最上川を眺めてこの句を残しています。句碑の左上に、在りし日の子規の肖像が彫られた珍しい碑です。

乗舩寺へのアクセス:JR「大石田駅」より 車で5分、徒歩15分

西光寺(さいこうじ)

大仁王像(町登録文化財)

慶応3年に柴田喜蔵氏が二十余人の職人の協力を得て作成したものです。身の丈1丈2尺(3メートル64センチ)の木造で寄せ木造り、近在一の大きさの仁王像です。また、病気やけがに御利益があるということで、仁王像の股くぐりなども行われています。

松尾芭蕉句碑

松尾芭蕉句碑

さみだれを   集めてすずし   最上川

芭蕉が来訪してからおよそ80年後に、土地の俳人土屋只狂が建てたものです。

西光寺へのアクセス:JR「大石田駅」より 車で5分、徒歩15分

浄願寺(じょうがんじ)

浄願寺山門

寛文の頃、延沢城より引移した山門です。木造入母屋造りで間口5.71メートル、奥行3.41メートル、本柱に冠桁を架し背面に控柱2本を配しています。

浄願寺へのアクセス:JR「大石田駅」より 車で5分、徒歩15分

大橋と最上川舟役所跡大門・塀蔵

大橋

大石田町の中心を流れる最上川にかかる町のシンボル・大橋は昭和5年に完成しました。8月16日に行われる大石田まつり「最上川花火大会」はその完成を祝い、翌年の昭和6年から始まった大石田町最大の伝統行事です。

舟役所跡大門・塀蔵

室町時代の頃から始まったと言われている大石田河岸は、元禄の頃にもっとも賑わい、寛政4年に幕府の舟役所が置かれ、最上川舟運の中心となりました。氾濫から町を守る特殊堤防に舟運時代の華やかな頃の面影をしのばせる、大門や塀蔵が再現されています。

大橋・最上川舟役所跡大門・塀蔵へのアクセス:JR「大石田駅」より 車で5分、徒歩15分

歌仙「さみだれを」句碑(板垣家・庭内)

元禄2年に大石田を訪れた芭蕉が高野一栄宅で、芭蕉・随行した曽良・一栄・土地の歌人高桑川水の4人で詠んだ歌仙「さみだれを」を句碑にしたもの。大石田で巻いたこの歌仙は、芭蕉がおくのほそ道紀行で唯一、自筆で残したものです。幸いにもこの一巻は現在も大石田町に残されていますが、この場所に高野家の建物はなく、歌碑だけが当時の面影を伝えています。

高野一栄宅跡へのアクセス:JR「大石田駅」より 車で5分、徒歩15分

聴禽書屋(ちょうきんしょおく)

歌人・斎藤茂吉が大石田滞在中、約2年間暮らしていた二藤部家の元離れで、茂吉に関する資料を収蔵している町立歴史民俗資料館敷地内に建つ木造家屋です。庭内の木立を鳴きわたる小鳥の声に因み、斎藤茂吉自らが命名しました。5月上旬、庭園には茂吉が愛した花・オキンナグサが咲きほこります。

斎藤茂吉歌碑

斎藤茂吉歌碑

螢火を   ひとつ見いでて   見守りしが   いざ帰りなむ   老の臥処に

聴禽書屋へのアクセス:JR「大石田駅」より 車で5分、徒歩15分(町立歴史民俗資料館敷地内)

虹ヶ丘

虹ヶ丘公園のある丘陵一帯は茂吉が好んで散策し、洋画家・金山平三もこの場所からスケッチをしています。展望台からは最上川と歌集「白き山」の舞台となった大石田の町並みが一望できます。

斎藤茂吉歌碑

斎藤茂吉歌碑

最上川の   上空にして   のこれるは   未だうつくしき   虹の断片に

最上川の上空に残る虹のかけらを詠んだこの歌は、大石田町の町民歌にもなっています。

虹ケ丘公園展望台へのアクセス:JR「大石田駅」より 車で10分、徒歩60分

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